福利厚生というと大企業が社員のモチベーションアップのために行なうことであるという認識が世の中には蔓延している気がします。しかし実際には福利厚生は新興のベンチャー企業で採用されることが多くなってきています。
 
これらの要因としては、スタートアップ企業において、その給与面の待遇だけではなく、金銭以外のメリットによる労働意欲の向上がベンチャー企業でも重要視されている証といえるでしょう。そもそも大企業と異なり、勤労意欲が高い人材が集まっている印象ですが、福利厚生サービスの必要性を感じているというのは意外かもしれません。
 
しかしネット業界大手のサイバーエージェントが新進気鋭の福利厚生サービスのアウトソーシング会社を立ち上げている福山太郎氏のAnyPerk,Inc.に投資を行なったことがニュースになっていることからも今後も福利厚生について社会的な注目度が高まっていくことは間違いないでしょう。

自社で福利厚生に対するコストが賄えないベンチャー企業にとって低価格の福利厚生サービスを導入することで人財を獲得し、雇用の維持に貢献できるのであれば、これほど効率的なことはないでしょう。