福利厚生が近年、特に大きく注目が集まってきている理由は○○という風に書きましたが現実問題、足りないの
は人材不足です。個人的には実感はありませんが、社会全体の労働力が低下していることもあり、どこも人材の
奪い合いというのが現状です。

そのため、アルバイトの時給も最低賃金などを安易に設定していると求人募集に応募がまったくないということも少なくないそうです。今後、人不足を解消するために、海外からの移民の受け入れを政府が行なうような動きもあるそうですが、ヨーロッパを中心に移民政策を推進していた国々が景気動向によって自国民の不満が炸裂するようなことも多々散見されている状況からは島国で閉鎖的なイメージがある日本で積極的に受け入れることは日本経済の回復に大きく寄与するかどうかは不透明です。

今後もオリンピック開催の影響などを受けて、さらにこの人手不足は解消されないピンチは続くでしょう。そこで大きく注目されてくるのが、福利厚生になるのです。充実した福利厚生によって人材の流出を食い止めることになるので、新規の人材を集めて育てるよりはいくぶんかは効率的です。もちろんボーナスや給与で満足度をあげることも大事ですが、費用対効果をうまく考えて選択しましょう。